残ったらまた我が子にするからイイのだ

予想通り肩こりに襲われておりますが
本日も引き続き陶器小鳥を制作していました。
ヒヨドリコトリです。




まずはキビタキ







そしてシジュウカラ





ここはやっぱり、ヒヨドリ








以前は種類が違っても同じくらいの大きさで制作していましたが
今回から実際の寸法に合わせて少しずつサイズを変えてあります。
と言っても実物大ではございませぬ。
一番右は昨日作ったメジロ


突然ですが、私が陶器で作る鳥たちには脚がありません。
それは陶器で作るのは難しいということもあるのですが


以前からリアルさを追求してしまいがちな私でしたもので
10年以上前に紙粘土で作ってみた鳥に
果てしなくリアルさを求めた脚を付けたところ





めっちゃブキミでコワイし!と
ああそれはもう大変タイヘン不評で...


そして鳥は好きだけど
脚が生々しくて嫌いというお声もよくいただきますので
付けずに(付けられない)お作りしております。


しかしながら、今回作ったヒヨドリ
あたまのとげとげしい感じを出したくて線を入れてみたのですが
またまた、やりすぎた感ありあり?(・∀・;)
ちょっとコワいかしらと我ながら思ってます。


線がたくさん並んでいるのが苦手!
という方は薄目でご覧ください・・・↓↓





そんな私も交わらない線が無数に並んでいるのは
子供の頃からなんだか苦手です。








ちなみにまだ20代だった私が作った紙粘土作品のモデルは
数年間、一緒に暮らしたコウライウグイスという名の鳥。


以前住んでいたマンションの近所にあった
昔ながらのペットショップの店先で
冬になると黄色いボールに変身している鳥がずっと気になっていて。


こんな風に↓↓





春になってもまだ売れ残っていたこの子を
とうとう我が家にお迎えしたのでした。
私の鳥飼い人生はこの子からはじまったのであります。


と言っても、お金を出して迎えたのはこの子のみで
あとは保護された子が次々と持ち込まれるようになり今に至ります。


聞けば2年ほどショップで暮らしていたらしいコウライウグイス
なんでこんなガラの悪そうな鳥を?と皆に訊かれましたけれど
そこが可愛いんやん♪という私の主張は誰にも同意してもらえず。あはー。


ウグイスという名前がついていますが
錆びついた雨戸をゆっくり開けたときのような声で鳴きます。


ギュルギュルギギー。
はじめて聞いたときは何の音かと思いました。


明日はそろそろミシン部に戻りたいと思います。